右の肩から肩甲骨あたりの背中の痛みと、手のしびれ 平松様

平松様とのお写真

平松 様

【主訴】

右の肩から背中・肩甲骨まわりの痛み、上を向くと右手がしびれて向けない

 

 『右の背中、肩甲骨の内側あたりがジンジンしてくる』

平松様はもう何年もずっと右の肩から背中肩甲骨の内側のあたりに鈍痛があるということで、当院に来ていただいている方からのご紹介でご来院されました。
お話を聞くと、もう何十年もずっとだよ、と(^▽^;)
特にここ数年は現場からデスクワークの仕事が増えて余計にツライ事が多かったそうです。
今までもマッサージなどは受けていたそうですが、受けた時は良いけどすぐに元に戻ってきてしまうという事でした。
毎日昼頃からジンジンと痛みが出て来て、夕方にはなんとも言えない鈍痛に襲われるそうです。
疲れがたまってくると酷くなるという事でした。
それと上を向くと手の指先までがビリビリビリーっとしびれが出るということで確認すると
少し上を向いただけでしびれが出ていました。
「だからしびれちゃうから、あんまり上向かないんだよ」と(笑)
『鉄の棒が一本入っているかのような右の背中』
背中を触ってみると、まず驚いたのが鉄の棒が一本入っているかのようにカチカチに硬くなった筋肉でした。
これでは血流も阻害されてジンジンしたり痛みが出るわけです。
痛むのもやはりそこで、マッサージに行くとそこをグイグイもんでもらっていたそうです。
どんな動きをしてもその背中の部分が気になる感じで、じっとしていても動いても変わらず痛みがあるような感じでした。
姿勢も丸くなりがちで、特に右の肩が内側に入り込んでしまっていました。
首は上を向くとすぐに右手にしびれが出ます。
左右を向いたり下を向くのは平気でした。
『痛いところに原因はない』
今回も痛い背中には原因はありませんでした。
まず、マッサージでいつもゴリゴリ揉んでもらっていた部分は結果としてそこに出ている部分です。
結果だけを何とかしようとしても、その場だけで終わってしまいます。
それがマッサージに行ってもすぐに戻ってしまっていた理由かなと思います。
平松様の一番の原因としてはお尻の筋肉の硬さと、右胸から腕にありました。
背中の痛む部分は前からと下からで、引っ張り合いっこされてしまっていて常にそれに耐えていたわけです。
その悲鳴が痛みとなって出ていたんですね。
『一つの動きをする時に、実は色んな部分が協調して動いている』
手のしびれの原因は肋骨でした。
実は上を向くという一見単純な動きでも、結構カラダのあちこちがキレイに協調して動いて出せる動きだったりするんです。
上を向くときは、肋骨もわずかに動いて協力しているんですね。そのわずかな動きがないことが首に大きな負担をかけてしまって他の部分で代償的に動いて「上を向く」という動作がなされていました。
その結果、しびれがおこっていたんですね。
肋骨を調整すると上を向いてもほとんどしびれは出なくなりました。
『正しい使い方を取り戻すこと』
初回の施術後には背中の痛みや違和感もすっかりなくなり、上を向いてもしびれは出なくなりました。
大事なのは、これで良し、ではないということ。
平松様がなぜこのような状態になってしまったのかという部分が一番大切になってきます。
これはやはり普段の使い方が問題になるんですね。
何気なく普通に動いているその使い方が、カラダのゆがみや筋肉・関節の硬さがあることで正しく使えなくなっていたわけです。
なので正しい使い方をカラダが覚えるまでは、気を抜けません。
実際に1週間後に2回目の来院された時は、施術後3日4日経つあたりからまた背中の痛みが戻ってきたそうです。
上を向いてもらうと、前回よりもかなり向けるようになっていましたが、ぐっと向くとしびれが出て来ていました。
2回目の施術後もすっかりカラダは楽になってもらって、良い感じでした。
3回目の来院時にはほとんど痛みもしびれも戻ってきていませんでした。
このように日常での使い方が変わってくると、自然と負担も減るので楽になるんですね。
同じように仕事をしていても、同じように生活をしていても、実は負担のかかり方というのは違うんですね。
寝ても疲れがとれない人や、慢性的に疲れている人は、何かするだけでも負担になってしまうようなバランスと使い方をしているのかもしれません。
早めに手をいれてケアをすることで、全然違う毎日が待っていると思いますよ♪

 


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