腰痛のあなたへー豊橋の整体院えんぎ堂

腰痛といっても様々な「腰痛」があります

大きくは２つに分けられるかと思います。

1つはギックリ腰のような急性腰痛。

このような急性腰痛の場合は炎症が酷く出ていたりするので、施術してその場で完全にスッキリとは中々いきません。

ただ、歩くのが困難なくらいの場合でも状態によっては歩いて帰るくらいにはなります。

もう1つは「慢性」腰痛です。

ギックリ腰なども、時間が経てば痛いそのものは収まるので良くなったと思う方が多いですが、実はこうやって放っておくことで腰痛を慢性化してしまいます。

ギックリ腰などは特にしていないのに、慢性化した腰痛を持っておられる方も多くいらっしゃいます。

そういった方々も含めて、「慢性」腰痛をお持ちの方に共通するある原因が実はしっかりあるんです。

生活習慣での使い方とはどのようなものなのかというと、それは人それぞれといえます。

皆さん違う環境で違う人生を生きているので当然ではあるんですが・・。

例えばお仕事による違い。事務仕事などのデスクワーカーと、工場のライン作業や建築関係の現場など肉体労働に従事されている方では使い方が全然違いますよね。

デスクワークの方は同じ姿勢が続く事によるダメージが大きい事が想像出来ますし、現場作業の方は力仕事など身体を酷使する事によるダメージが大きいだろうなと考えられます。さらにその中でも業種ごとに使い方が細かく違ってきたりもしますので職業やお仕事における習慣化された使い方は大きな影響になるでしょう。

他には小さなお子様がいらっしゃるママさんなどは、産後の不安定な骨盤に加えて授乳や抱っこで前かがみの姿勢不良から肩こり、腰痛がひどくなるでしょうし、寝不足などの疲労も重なってくるでしょう。

このようにお仕事や家庭環境などあなたを取り巻く生活における習慣化された使い方が、実は何気なくやっていても身体の負担に大きく関わっていることも多いんです。

これはちょっと聞きなれないややこしい言葉かと思います。

簡単に簡潔に言うと、脳が記憶している使い方ということになります。

例えば、施術をしてバランスを整えてから普通に座ってもらったり立ってもらったりすると、ものすごく前のめりのようになっている方がいます。実はこれは脳が「それが正しい」と間違えて覚えてしまっている場合があるんです。

そういった場合には脳に正しい情報をインプットし直さないといけません。

身体のバランスは良い具合になっているのに、その身体を使う使い方がが間違っていれば、同じように腰痛になり、慢性化してしまいます。

また、歩行などでしっかりと使われるべき筋肉を使わずに動作してしまうクセがついている方なども同じです。

「歩く」という動作をするのに本来であれば使うべき筋肉が使えていない場合などは、その分を別の筋肉や身体全体で補います。

そうなると負担も増えるので腰痛も慢性化してしまいます。歩く時にはここをこう使ってこう歩く、という認識を脳に再教育しなければいけないんです。